■2002年 7月29・30・31日(月〜水) キャンプだ!皆で釣るぞ〜
こういう商売柄、家族で泊まりに出かけるのは、正月
休みとこの夏のキャンプのみ。それも釣がからんでしま
う。毎年恒例の富山・園家山キャンプ場。今年は家族
がバラバラで来るので、板前、アルバイトと都合の良い
人は誘った。
29日近藤(板前)、丸裕(アルバイト)、達也(釣人三男・
小四)、私の4人で出発。
ビギナーも居るので、今年の初めの5/13に乗った平ら
な離岸提で2:30頃3人で釣り始める。何か余りよくない
明方までに私に35位の黒鯛が1枚、後小物少々。
明るくなって少したった時、海端の道に駐車して置いた車を「ジャマだから退けてくれ」と、
漁師の網修理の人が言うので、仕方なくボートに乗り岸に戻り車移動。ついでに、車の中で
寝ていた三男の達也を起こし、ボートに乗っけて同じポイントの1番左へ・・・そしたらどうだ、
メジナ、小鯛、ソイetcとバカバカと五目釣りを始めた!小4だゾ。他の2人「ウッソー」「親が
親なら子も子だな」キャンプのあだ名「親方」と呼ばれる。
昼食は、米、味噌、調味料しか持って来ていないので、おかずは釣った魚を調理!刺身
焼物、親方が釣った真鯛で鯛めし・・・キャンプで食べる食事はウマイ!!。

29日16時頃近藤君が帰り、17時頃長男の博之が(高校3年)が来た。彼は、保育園の頃
から黒鯛釣りをしているが、未だに黒鯛を釣ったことが無い。学生生活最後の年だ。気合
が入る。22時頃夕食を済ませ、丸山裕介・高校3年(丸裕)、達也・小四、博之・高3と私の
4人で、昨夜乗った離岸へ乗る。皆すごい!誰もやめようとせず22:00〜翌朝8:00まで通し
しかし、誰の竿にも黒鯛は来なかった。メジナ、アジ、小魚のみ。
30日(火) バンガローで、徹夜したので4人で寝ていたら、家内と次男翔平(小六)、翔平
の友人ひろし(小六)3人が14時頃来た。子供たちは、海で海水浴したり、キャッチボールし
たりして思い思いに遊んでいる。
今夜は、家内が買ってきた肉で焼肉だ。久々に肉を食べた気がする。
さて夜もふけてそろそろ出陣の時間だ。今夜は誰が行くの?次男、三男、ひろしは、海で
泳いで疲れたから寝る。丸裕は行くと言うが、2日の徹夜釣りで顔が真っ青い、疲労も限
界に来ている。本人は「行きますョ、気合入っています。ゼッタイ黒鯛釣りますョ!”」と言
うが、1分で寝れる様な感じ。ケガしてもいけないので置いて行く。結局長男博之と私の2
人。23:00〜4:00までにしよう。そして、朝4時に後のメンバーと入れ替えることにした。
さて2人だし、博之は経験豊だ。それならばと少々危険な、魚影の濃い離岸テトラに着けた。0:30頃私の竿に来た!37位やっぱりいる。息子に釣らせたい・・男にさせたい・・・。コマセを重くして、息子のポイントへどんどん撒く。しかし、私の竿には来るが息子には・・・(竿だの息子だのとよく出てきますが、決してHな事ではありません。)
2時頃か、暗い中から息子の声が「来た!!」「デカイ」「黒か」「分からないけどデカイョ」「竿叩くか」「叩く」黒鯛だ!しかし、サポートに行きたくても切り立ったテトラ。行くに行けず「1人で頑張れ、絶対バラスナヨ!!」5分後、ケミホタルが付いた立ち浮きが宙を飛ぶ「ア〜ア」また来る
さ。「あまり時間が無いが、1枚は取れよ!」3:45頃息子にまたあたりが、「来たよ!さっきよ
り小さい」「今度はバラスナヨ」・・無事、黒鯛34cmゲット!!小さいが、生まれて初めての黒
鯛。本人大満足。釣師なら分かるが、黒鯛釣れない人は何年やっても釣れない人が居る。
息子も高3では有るが、この1枚を取るのに約10年かけている。本当に良い夏の思い出に
なったことだろう。後で聞いたが、ラジオの深夜放送の「この夏の思い出」と言うタイトルの
番組へ投稿して、放送されたそうだ。
さて、約束の4:00にやめ入れ替わる。残っていた4人のメンバーは、暗い中海岸端で待
っていた。皆やる気満々だ。博之は満足そうに1人でバンガローへ戻り眠りに付く。(良く
やったナ!) さあ今度はお前たちの番だ。ボートを2往復して、全員平らな離岸へ渡す。2
晩コマセを撒いたせいか、明るくなってからメジナが入れ喰い状態!あっちこっちで竿を曲
げている。気を緩めた達也の餌付け置き竿に、魚が喰い付き、竿が海の中へそして、沖へ
ゆっくり持っていく。丸裕すかさずベストだけ脱いで、海へ飛び込み竿をゲット!メジナがま
だ喰い付いており、びしょびしょのままやり取りして、30のメジナを上げる。9時頃ひろしが
「たくさん釣ったし、暑いので」と裏で水浴びを始めた。そろそろかなと10時で上がる。大釣
りだ。昼食は、博之が自分で釣った黒鯛etcで、刺身盛を作ってくれた。


本当に良いキャンプだった。
釣はロマンだ!人に新鮮な感動を与えてくれる。
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