さあ対馬に着きました。昼飯は時間がもったいないからヌキ。
師井船長のお勧めで「犬ヶ首」の離れに乗る。ヤリーこのポイントは昨年4月、半日で中型チヌを5枚あげているポイントだ。潮もこれから下げに入る。もう、もらった気で仕掛けを作る
タックルは、乗っ込みチヌの55cmオーバー狙いなので少々強め。
ロット:ガマカツ インテッサーGV 1.2-50
リール:ダイワ 2500LBCD
道糸:2〜3号 ハリス:タフロンZR 2号
浮き:自作立浮きor円錐2段仕掛け
ハリ:グラン3〜5号(チヌ用)
さあ意気揚揚とコマセして第1投!いいね!いいね!天気はいいし、なんたって対馬。いつ大物が来てもおかしくない。まあ初日だし今日ボウズでも後2日あるしと、余裕もある。しかし丸山君手は抜かない。今日55cmオーバーを釣っておくと、後の2日気が楽になる。と、余計なことを考えながら・・・釣していると時間の経つのが早い。そうこうしているうちに、14:15分左手に流れていた立ち浮きが沈む。やっと来たか黒鯛・・オッ!何だ!!リールから糸がドンドンいやギャーギャーと出ている。ハット我に戻り、そうか今日はLBCD(レバーブレーキのドラッグ付)を使用しているんだ。今までこんなに糸が一気に出た事はない。おかしいぞ・・ドラッグをやり取りしながらまだきつくする。しかし凄い勢いで、沖へ、底へ突っ込んで止まらない。こ・こ、これは黒鯛ならば優に60cmオーバーだ!しかし、引きがおそろしく強い・・・。うまい事に自分の正面に来た。しかし、20m位沖の底で巨魚がゆっくり首を振っている。これは勝負かけなければと、レバーを思いっきり握り、ドラッグは手で被せて糸を出さない様に引き寄せ入った。「初日早々これは自己記録を悠々オーバーだぜ」などと脳裏をかすめる。まてまてと、自分を落ち着かせ3〜5m寄せた所で、大事件がおきた・・・何、何とバレタ!クソー!クソー!!なんで、何で!うそだろ。ラインを手繰り寄せると、ハリスが鈎上できれいに切れている。歯で切られたな・・・あ〜あ、デカカッタ。その後10分位放心状態。気を取り直して、またかければいいと自分に言い聞かせ、18:30分の納竿まで。巨チヌからの応答は無かった。
「釣研丸 」に帰って話しをすると、中村親方、漁師の水田さん「そりゃ真鯛だョ。それも80cm近いかも知れんな。対馬にゃごろごろしとるけん」師井船長いわく「そう言う時には、糸出さにゃいけんよ。相手がデカイけん、勝負が早すぎるけん」ばらして落ち込んでいる自分に、追い討ちが来た・・・。だって・・あんなデカイのかけた事無いんだもん・・・。さすが対馬いい実践勉強させてくれる。明日に期待・・早く寝よッと。