親子旅
NO.8  H21.5/18〜20日


1年ぶりの対馬。何と今回で24回目となります。
息子の博之と2人旅!さあ、どうなる事やら始まり、はじまり。

1日目 5月18日(月)

 今回は順調に対馬入り。空港には、永井さんが迎えに来てくれています。早々に「釣れてる?」「それがね、今まで釣れとったんだけどここ2〜3日ダメなんですョ〜」・・・・(ーー;)なに〜。。
何かだいぶ整理整頓された『ウキゾ』に到着。「平日だしお客さんが少ないから、大きい客室へどうぞ」と、息子と2人なのに大きな客室・・ラッキー。。
急いで釣支度をしていると、宿下の船着場に船の音。そして、にこにこと本当に人の良さそうな笑顔の水田船長のご登場。いいね、いいね、日本の真ん中からはるばる対馬まで来て、心から迎えてくれる人がいて、それだけで心が休まる。「丸山さんの好きなポイント暫く休ませて置いたから釣れるョ。ただ、今日は午後からだから近い所だョ」「OK、OKありがとう」釣人と言う者は、縁起を担ぎ以前釣れた所はまた行きたいもの。それを覚えていてくれた船長はさすが!!。



 さあ、最初のポイントは犬ヶ首。いいね、いいね。ここも昔良い思いをしたポイントだ。あの頃は、師井船長にたまに乗せてもらっていたが、対馬で私のベスト5に入る磯だ。天気も良いしご機嫌でコマセから。静岡の清水と違い、素直にコマセが落ちていく。清水のチヌ名人寺尾さんには、だいぷコマセワークを鍛えられたからナ〜、成果が出るといいが?
  13時頃から実釣開始。さあ、どんなドラマが作れるか?対馬だから推測不能。巨チヌ、巨真鯛、青物、石物、以前から何回もモンスターにブッチ切られている。ドラゴンポールの孫悟空ではないが「オラ、ワクワクするなぁ〜」逸る気持ちを抑えつつ仕掛けを投入。棚7m、潮はゆるく右から左へ、左にカケアガリ、たぶんここで喰うだろうとイメージする。

暫くの沈黙そして、14:40頃来ました。久々のチヌからのラブコール。。うっデカイ。博羨ましそうにタマを持ってサポートしてくれる。竿はガマGV1.25-50、ハリス1.75 まずいける。磯のチヌは引きが強く楽しい。あまり楽しんでいると、いきなり地獄になりかねないから慎重に早く・・・無事タマに入り、ハイポーズ。52cmいいね、いいね。
次は博の番だぞと言いつつ、2人もくもくと打ち返すが、メジナ、ハタetc。本命は、1枚のみとなる。



2日目 5月19日(火)

 早朝からコマセの準備。朝食も2杯食べて準備万端。
天候も潮も良く、永井さんに見送られ出港。これで釣れなければヘタクソだなぁ〜。
さあ目標の磯を目指して出発。今日は潮が小さいので、同じ磯で1日出来そうだ。


博の本日のタックル
竿:ガマカツ 黒斬F-50 リール:テクニウムMg2500D 道糸:2号 ハリス:1.5〜1.75 ハリ:2号 浮きは、私の自作、ヘラ浮き改造5B。「道具は1人前だが、腕が付いて行くかネ!しかし、最近喰わせる早いよな〜」などと話しながら・・・鳥のさえずり、風で緑がささやく音に癒されながら釣していると、10時30分頃博の立ち浮きに変化が、合わせをくれてやり取りを見ていると、間違いなくチヌだ。博の立ち位置の正面には、竿1本位のはえ根が出ている。その頭を狙って打っていたが、気を抜くと根に食われる。その代わり魚影は濃いと思われる。「ハリス何号だ!!」「1.5号」私「細いな〜」「だって父さんが1.75号だから先に喰わせようと1ランク落とした」セコイ。潮も引いたので、取り込みも楽。前の根をかわし右に寄り浮かせに入っている。「ちったあ上達したか」昨年は、チヌに25mも引きずられていたが。まあ、危なかしかったが無事玉に入り、余裕があったので計測。ジャスト50cm。対馬今回初釣果で、2人共50オーバー。浅茅湾の実力はすごい。ついでにハイポーズ。


完全にピクニック気分だ。たまにはこう言うのんびりしたのもいいか?。ついでに、ウキゾHP管理人の依田さんに写メールして見た。そしたら宿に帰ったら、ウキゾのHPにもう載っていた。早ヤー。。
さて、弁当も落ち着いて食べたし、これからだな〜。13時半頃又博の竿に・・プレッシャーかかるな。今度も良い引きしている。いいな、羨ましい。クソーこのままでは非常にまずい結果に・・・それだけは阻止しなくては。しかし、非常に時は過ぎて行く。『沢田研二・・時の過ぎ行くままに〜♪♪』 古る〜
16時半頃、博のポイントがだいぶ潮が上がって来た。納竿は18時30分頃、見切りを付け俺の右側のカドにポイントを移す。暫くたった17時頃、やっとだョ〜チヌ君よう来た!!よう喰ってくれた。本日の片目、しぶいな〜今日は、48cm位もうメジャー出している余裕なし。納竿まで後1時間と少し、本気モードにSW ON・・対馬のゴールデンタイム突入。風も少々強くなり波立ち始める。来るのか〜?、ステージは出来ている。いつでも来いよビックママ。

。立ち浮きに前あたり、ヘラ浮きだから目盛りも小さく良く分かる。入れ、入れ、ドキドキ・・入ったっ〜。ビッシ、ジャストヒット。ウッ、デケー「博デカイゾ玉頼むぞ」これは、ある、ある、たのむ竿上向くなョ!実際5分位だろうか?、釣人には長く感じられるが、チマチマやっていると針穴大きくなったり、トラブルでバレル確立が上がる。寄せられる時は寄せる。瞬時にリールの回転rpmもレッドゾーンへ・・うわ〜だめ、貯められない糸が出る。しばしチヌと真剣勝負が続く。そして、ゴボゴボ、バッシャーン大型チヌ特有の浮く時の音。もう少し、今日は博が隣にいるから、立っている者は息子でも使え・・・違う・・まあいい、玉入れ協力。デカ〜・・2人でうっとり、宿で計測したら57cm<<自己記録タイ、更新ならず、明日に期待。




3日目最終日  5月20日(水) 

 う〜早いな、もう最終日か。もっと時間がゆっくりと流れてくれないかな。
本日の作戦。ポイントは悩んだが、(本当に)対馬はポイントが有り過ぎる。一番は、船長に相談が一番。結局3人で相談してリベンジにした。


最終日朝6時前ウキゾより

さあ、これから

来いよ、巨チヌ

博は、竿をワンランク強くしてGチューン 1.25-50、円錐浮3B、3B以下だとダンゴエサが使いにくいため。
さあ、ポイントは昨日しっかり勉強したから分かっている。2人ともマイポイントをピンで狙い撃ち。コマセには、西友で買ったタイ産の99円のコーンを入れ、付けエサは、オキアミはボイル。コーンダンゴに絞込み、手返しを早く効率よく攻める。2人ともとばす。コーンで今日は良く喰って来た!!

チャチャチャ・・チャ〜ン。事件は16時半頃に起きた。私の竿にやたら重い魚信が。なっなんだ〜・・・なんとか時間を掛けてやっと手前まで持って来た。潮が満ちて来たので、タラタラとしたかけ下がりに魚影がうっすら見えてくる。ウッなんだデカイ・・ウツボか??竿がグーンともっていかれ、魚が反転する。デカイ、白い、座布団よりデカイか。。ウワ〜、オヒョー、巨平目ダ〜。うわ〜いきなり真剣モードへ。クイックSW ON。すげー歯、これは取れんぞ。「博頼む、お前の玉大きいから(別にそういう意味じゃない)持ってこっちに来てくれ」「どうしただ」「どうしたじゃない、大平目喰わしちゃった。俺の玉じゃ入らん、早く来てくれ〜」「オヒョ〜・・本当だ!!」同じシャレこいてないで、しっかりすくえ絶対バラスナ、一生もんだぞ。。さすが、これだけのサイズだとすくえない、10年以上の年無しだろう近くに来ても、玉が見えると反転して逃げてそうたやすくは観念してくれない。4回目だろうか、やっと入った、玉から尾っぽが出ている。やった〜、よくハリスがもったな1.75号。暫く興奮覚めやらぬまま、今回最大級の魚を抱えてハイポーズ。私の顔を見てください。キョトンとした変な顔・・・物語ってます。



 今回は天候にも恵まれ、数はさほどでもなかったが、大型が釣れおまけにうれしい外道の大平目まで、楽しかった親子旅これにて・・・おむすびと!

帰って来て博が、家族用に造った刺身、昆布ジメ
洗いがにくい!!!

私の口には入らなかった。